”Mozart Flute Quartets K285” -EMMANUEL PAHUD–

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”Mozart Flute Quartets K285” -EMMANUEL PAHUD–

EMI 5 56829 2

#Adagio


パユのモーツアルトはリラックスしていて実に楽しい。

クラシック音楽のLP・CDジャケットは、風景や建物が用いられる時が多くあり、JAZZやPOPほど印象が残るもが少ない。
このアルバムは清潔感あるパユが横たわり、にこやか微笑む姿が描かれたジャケットだが、これもモーツアルト的かな。

JBLのホーンからパユの呼吸が聴こえた瞬間、フルートの爽やかな響きが私に届きます。
深い呼吸の間は現れる音への期待と喜び。パユの呼吸が苦しかったり浅く感じられるような時はモーツアルトの音楽が楽しく鳴ることはない。
左側にいるパユの呼吸の深さはウーファーの鳴りにかかっている、それは遠く離れた右側のウーファーにも及んでいるのです。
フルートのサウンドに深さと勢いがあればヴァイオリン、ビオラ、チェロは言うことないだろう。過去にはよくこのCDでスピーカーの左右のバランスを確認したものだ。

ジャズ音楽のサウンドにはパワーがありそのパワーに寄り添ってサウンドバランスを取ることがイメージしやすいのですが、クラシック音楽、特に室内楽や器楽曲では、出音はもちろんですが響きの深さや響きの混ざり方などパワーと共にさらに注意して意識しなければいけないポイントが幾つかありイメージするのが難しいのです。
AUDIOの調整の時ジャズに頼りすぎてきた私にとりましては…。

自分にとってのパユのフルートカルテットは今でもモーツアルトの響きやハーモニーをシンプルにメージをさせてくれるCDです。


ダイナミックオーディオ・トレードセンター店長・厚木 繁伸

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