”THE DUKE’S MEN” -Barney Bigard and his Jazzopaters Rex Stewart and his 52nd Street Stompers Johnny Hodges and his orchestra Coote Williams and his Rug Cutters–

”THE DUKE’S MEN” -Barney Bigard and his Jazzopaters
Rex Stewart and his 52nd Street Stompers
Johnny Hodges and his orchestra
Coote Williams and his Rug Cutters–

EPIC LG 3108


さあ猫シリーズ後半の3枚だ。「THE DUKE’S MEN」とはエリントン楽団に参加していたメンバーの事なんです。
エリントン楽団の素晴らしさはエリントンを筆頭に、各楽器の演奏家の際立った個性の集合体としてのサウンドであります。このアルバムを聴けば往年のエリントン楽団の栄光のソリスト達の演奏を聴くことが出来ます。

B面の1曲目「The Rabbit’S jump」はホッジス名義の楽団の演奏。
ホッジスにはあだ名があって「Rabbit」と言われていたが、この意味は「絶倫」と言うことらしい!!この時代、生のホッジスのサウンドを聴いた達人の演奏家が形容した言葉だ。どんなに凄かったのだろう。
ホッジスの生演奏を聴いたことが無い私は、60年代のLPのサウンドを聴くにつけ40年代のホッジスの凄さはどれほどなんだろうと思うんだ。

少しAUDIOの話を。物好きな私は20歳を過ぎた頃からどうしてもSPU-Aと同型のMONO専用カートリッジCA-25Dを使いたくて、うずうずしていました。
というのも、MONO録音しか存在しなかった時代のLPをその時代に存在していたカートリッジで聴きたいと思っていたからです。
それまでSPU-AEで古いMONO盤のLPを聴いていて、日本盤のMONOレコードでは再生にそれほどの不満は無かったのですが、集め始めていたアメリカ盤のMONOレコードでは、音源とトレース時に発生する雑音とが混ざってしまうような感じで、これは聴きづらかった。はじめはレコード盤の状態が悪いのではないかと諦めていたその時、思い出したのが、CA-25Dの存在でした。
SPU-AEから針圧を変更するだけ(4g以上をその時々で変えて使っていた)でそのまま使える便利さ、もちろんMCトランスはいらない。
使い方に慣れると音に変化が表れてきて、音楽とトレース時のノイズが混ざる事無く、くっきりと分かれて音楽だけが鮮明に聴こえてきたので!!

さてジャケット。酔っぱらっているのか悦にいってるのか、大男が寝転がっている。そしてその上には猫が4匹。
各猫はバンドのリーダー達だろうか、3匹は上を、1匹は男を見ているのはなぜなのか。寝ている男がエリントンとは考えづらいが、この男の置かれた状況に何故か憧れる私であります。


ダイナミックオーディオ・トレードセンター店長・厚木 繁伸

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