”GROOVY”-RED GARLAND-

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Victor SMJ-6504


 

このアルバムをLPラックから取り出す度に子供(高校生)ながらに「俺カッコいい」なんて勝手に呟いていた。このLPジャケット写真のような街角に佇んでみたいものだと真剣に想像していたな。

10代後半には毎日このLPを聴いていた時があった。
特にA面1曲目の「C JAM BLUES」が鳴り出せばポール・チェンバースのベースラインに合わせて体が勝手にビートを刻むんです。

時は流れ自宅でこのLPやCDを聴く事が無くなり、忘れてはいませんが記憶の中の音楽になりかけていました。

ところが忘れた頃にそのサウンドは突然私の目の前に再び現れたのです。

江東区のお住いのN様宅のSYSTEM でこのアルバムを聴いた時の事です。
N氏のシステムはJBL DD66000RWとLINN KLIMAX KONTROL、KLIMAXSOLO KLIMAX DS。確かKLIMAX SOLOのバージョンアップを行い納品した時でした。
N氏が無造作に「C JAM BLUES」をプレイリストに放り込んだその瞬間、私はアート・テイラーのブラシュがスネアに当たる音にビックリしたのです。
言いようの無い衝撃を覚えた私は、続くポール・チェンバースのベースラインが生き物のように弾むのを聴くのです。
そしてそのリズムとビートに絡むようにレッド・ガーランドのシングルトーンがジャンプしてからはもうただただ唸るだけでした。

生きの良い音楽と形容できる、なんて楽しいテンポの音楽なんだろう、踊りだしたくなる勢いだ。

さて、私は幼い頃一体何を聴いていのだろうか…。

音楽の新鮮さがいま生まれたての音のように聴こえる、1日も早く自分のシステムで聴いてみたい確かめたい。
…後日…

安心しました。私のシステムもしっかりと成長していて同じ気持ちで「GROOVY」でありました。

そんな驚きのサウンドは1956年の録音なんです。

プレステッジレーベルではマイルスのバンドやコルトレーンのバンドで活躍しているガラードは名脇役としてリーダーを支えながら忘れる事の出来ないメロディを私たちに教えてくれました。

聴いたつもりでも、全く聴いた事になっていなかったLP・CD・演奏・音楽…さ〜宝探しだ!


ダイナミックオーディオ・トレードセンター店長・厚木 繁伸

 

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